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(*1)オンライン・セッション:文中ではオンセとも略。直接対面して行なうのではなく、インターネット上の各種情報媒体を利用してTRPGのセッションを行なうこと。距離、集る場所と言った、遊ぶのに不利な要因を解決できる。






(*2)SRS:“スタンダードRPGシステム”の略。F.E.A.R.社が提供・公開している、標準化されたTRPGのシステム環境。エンターブレイン刊の『アルシャード・ガイア』ほか多くのゲームで基幹システムとして用いられており、この『天下繚乱』もその一つ。基幹となるシステムを共有することで、より重要視するところにデザインの労力を集中できるほか、ゲームの基幹ルールの違いが少ないために、使用者もさまざまなゲームを遊びやすくなっている。提供・公開の詳細については公式サイトを参照。






(*3)『カオスフレア』:三輪清宗・小太刀右京両氏の手になるクロスオーバー・ファンタジーRPG。最新版は『異界戦記カオスフレア SECOND CHAPTER』。ファンタジー世界“オリジン”を舞台に多種多様な勢力が覇を競い、そして共通の敵であるダスクフレアと対峙する。






(*4)姫子の野望:カオスフレアのリプレイ『神の卵』(新紀元社刊)において、渋沢氏のプレイヤーキャラクター、綾瀬姫子は舞台となる異世界オリジンの大巨頭(?)となってしまった。かのリプレイでは『カオスフレア』の主要キャラクターが総登場するシミュレーション・ゲームが行なわれ、そのゲームの仮称が「姫子の野望」であった。






(*5)『ダブルクロス・リプレイ・デザイア』:現代アクションRPG、『ダブルクロス』のリプレイシリーズの一つ、富士見書房刊。加納氏がGMおよび執筆を行なった。PC達をこれまで敵対勢力として示されることの多かった非合法組織ファルスハーツに所属させ、その行動を描くことで、『ダブルクロス』の世界をより深く描いている。現在続刊中。






(*6)今回予告:今回のセッションの雰囲気を伝え、イメージを共有するために用意される文章。






(*7)ハンドアウト:正確にはシナリオハンドアウト。そのセッションにおけるPCたちの初期情報、推奨される性能、登場人物との関わりなどの情報。






(*8)プリプレイ:ゲーム用語。セッションの準備を行なうための時間。当日までの準備のほか、今回予告の読み上げ、ハンドアウトの読み上げ、PC作製、自己紹介といった、当日のセッションにおける実ゲーム前の準備を示す。今回は、PC作製までをメールなどで済ませておき、当日には自己紹介から始めた。






(*9)『女子高生江戸日記』:『天下繚乱』のリプレイ・シリーズ。化政時代の江戸にやってきた現代の女子高生、江阪碧を主人公とし、閻羅王ヒミコの野望から江戸八百八町を守る火付盗賊改方“妖異組”の活躍を描く。






(*10)石川賢:漫画家。生き物の生命力と無限の闘争とを圧倒的な筆致で描いた。『虚無戦記』、『ゲッターロボ』、『魔獣戦線』など傑作が数多い。時代劇では山田風太郎原作の『魔界転生』など。






(*11)原哲夫:漫画家。緻密な筆致で好漢たちの物語を描く。代表作は『北斗の拳』、『花の慶次 ―雲のかなたに―』、『影武者徳川家康』など。






(*12)『アルシャードクロスオーバー リプレイ 襲来! コスモマケドニア!!』:ユグドラシル宇宙観を共有する『アルシャードff』および『アルシャードガイア』の2シリーズのクロスオーバーによる高レベルリプレイ企画。その第一弾として恐るべき勢力、コスモマケドニアの侵攻を描いた田中氏によるリプレイ。RPGの“ライブ性”を心底実感できるストーリーに注目。






(*13)『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・トワイライト 帰ってきた快男児』:ダブルクロス2ndで好評を博した、二次大戦前後を舞台とする“ウィアードエイジ”のリプレイ・シリーズ。その最新作。おのれの拳を頼りに弱きを助け強気を挫く快男児、天花寺大悟にまた会える!






(*14)『ダブルクロス・リプレイ・ストライク』:GM小太刀右京、PC1(後にフォーマーPC1)のPL田中天、PC1を奪ったPL加納正顕、という今回のメンバーに加え、ダブルクロス・シリーズのデザイナー矢野俊策氏、カオスフレアのデザイナー、“怪人”三輪清宗氏、人気伝奇アクション『レンタルマギカ』シリーズ(角川スニーカー文庫刊)の三田誠氏というオールスターによる爆笑・感動必至のリプレイシリーズ。小太刀氏得意のジャンル・クロスオーバーのもと少年の爽やかで見苦しい成長譚を描いた。






(*15)『マクロス・フロンティア』:人類の外宇宙進出史を、歌と戦闘機とロマンスで彩るSFアニメ、超時空要塞マクロス・シリーズの最新作。






(*16)『ダンジョンズ&ドラゴンズ』:1974年にデザインされて以来、改版・発展を繰り返してきた文字通りTRPGの元祖。剣と魔法の世界を舞台に戦士や魔法使いが悪魔や龍と闘い、宝物を得るヒロイック・ファンタジーを扱う。






(*17)『十三人の刺客』:監督はあの必殺シリーズで後に名を馳せる工藤栄一、脚本は池宮彰一郎(当時は池上金男名義)、そして当時の東映オールスター(片岡千恵蔵、里見浩太朗、嵐寛寿郎、西村晃、丹波哲郎、山城新伍他)による集団抗争時代劇。クライマックス・シーン、要塞化した宿場町での13人対53人の集団戦闘シーンは実録風演出と相まって迫力がある。2010年同名でリメイクされた。






(*18)『将軍家光の乱心 激突』:緒形拳、千葉真一主演によるアクション時代劇。自分の子供である竹千代を殺そうと三代将軍家光の差し向けた刺客軍団に対し、それぞれ多彩な技を持つ凄腕の浪人達が死闘を繰り広げる。爆発、カンフー、騎馬アクション、そしてアルフィーの曲による疾走感溢れるチャンバラはJAC時代劇の頂点と個人的には感じている。






(*19)『三匹が斬る』:テレビ時代劇、別々に旅する浪人三人が、毎回一つの事件にそれぞれの経緯で関わってゆき、クライマックスは協力し悪党を討つ。浪人三人のそれぞれのキャラクター性が異なり、そのやりとりの楽しい痛快劇。






(*20)『木枯らし紋次郎』:笹沢左保の同名小説、およびそれを原作とするテレビ時代劇シリーズ。とくにテレビ版は中村敦夫が紋次郎を演じ、「あっしには関わりのねぇこって」というセリフが当時流行した。それまでの股旅ものというジャンルの柱に置かれた“義理と人情”の関係を排し、殺伐として容赦ない無宿人の描写や。人付き合いを避けようとするニヒルでクールなキャラクターなどで話題を呼んだ。






(*21)『あんみつ姫』:マンガ、アニメ、TVドラマなどで展開した、おてんばなお姫様が城を飛び出し騒動を巻き起こす。なお、収録時に田中天と渋沢佳奈女史がアニメOP『恋はくえすちょん』を歌っていた。






(*22)『座頭市』:言わずと知れた勝新太郎主演のアクション時代劇。1989年の『座頭市』は勝主演の座頭市としては最後の作品。撮影時にトラブルが続いたが公開されるや大ヒットとなった。クライマックスの殺陣が圧巻。






(*23)加賀八家:加賀藩の家老職を務める家。江戸時代を通じて加賀藩の政務を執った。






(*24)小野派一刀流:伊藤一刀斎よりつらなる剣術の一派。一刀斎の弟子、小野忠明が柳生宗矩と共に徳川将軍家の剣術指南役として召し抱えられた。さまざまな分派を派生し、幕末で有名な北辰一刀流もこの流れをくむ。なお、PLの加納氏も小野派一刀流を学んでいる。フィクションでは、『三匹が斬る』の矢坂平四郎(通称:殿様)が使う。






(*25)英傑:『天下繚乱』におけるPC。天の定めた“宿星”の導きにより、弱きものを虐げる悪党、心の闇に巣くう“妖異”と戦うことを定められた存在。






(*26)白虎:基本クラスの一つ。味方の盾となって戦うことに長けている。奥義は《起死回生》で対象の戦闘不能、死亡、バッドステータスをすべて回復させ、HPとMPを完全回復する。






(*27)>剣客:剣を手に戦う武芸者を表わすクラス。攻防に優れた特性を持つ。奥義は自身の判定の結果をクリティカルとする《剣禅一如》。






(*28)渡世人:犯罪者や博徒、ヤクザ者を表わすクラス。度胸と侠気、不屈の闘志で戦う。奥義は自分の受けるダメージを0にする《金城鉄壁》。サプリメント『京洛夢幻』に掲載。






(*29)《立ちはだかる壁》:白虎クラスの特技、自分のいるエンゲージを封鎖し、相対する敵の移動を封じる。






(*30)《忠実なる右腕》:天下人の特技。忠実な使用人や子飼いの部下をもっていることを表現している。判定にボーナスを得ることができ、腹心であるエキストラを得る。






(*31)玄武:基本クラスの一つ。味方を指揮し導くことに長ける。奥義は《天佑神助》。対象となるキャラクター1人の奥義の使用回数を回復させる。






(*32)天狗:種族クラスの一つ。蘭学で言うワーイーグルまたはワーレイヴン。古代より妖異を監視するために送りこまれた種族であり、人間達の間に血を潜ませその血を覚醒させたものを天狗の里に迎え入れる。《天狗変》として翼を得て能力を一時的に向上させ、神通力を使うことができる。奥義はダメージ・ロールの対象を自分一体へと変更する《不惜身命》。サプリメント『京洛夢幻』に掲載。






(*33)天下人:極めて高い身分、あるいは社会的に大きな影響を持つ身分であることを表わすクラス。そのカリスマで敵味方に影響を及ぼすほか、社会的要請を一つ叶える《一件落着》という特技を使用できる。奥義は任意の対象のダメージロールを〈神〉属性に変えてさらに+2d6する《鎧袖一触》。






(*34)《天狗変》:天狗の特徴となる特技。妖怪としての本性を現し、飛行状態を得るほか、行動値、回避値が向上する。






(*35)狼狽:戦闘中に陥るバッドステータスの一つ。全力移動、戦闘移動ができなくなり、リアクションの達成値に大きなペナルティを受ける。回復にはマイナーアクションの消費が必要。






(*36)保元の乱:平安時代末期、皇位継承問題などで後白河天皇と崇徳上皇とが対立し、朝廷および台頭しつつあった武家を二分して武力衝突となった政変。






(*37)時空破断:未来における英傑、坂本竜馬の死によって生じた時空のゆがみ。これによりあらゆる時代の英傑と妖異とが化政時代に集結した。






(*38)伊豆諸島で奮戦の末自害:保元の乱において破れた為朝は伊豆大島へ流刑されるが、伊豆七島を支配する。結果、討伐の院宣が下り一軍が差し向けられる。死を覚悟した為朝は、せめて一矢と軍船に強弓をいかけこれを沈める。その後腹を切って自害。なお歴史上、これが初めての切腹による自害とされる。






(*39)閻羅王:数百年に一度この世に現れるという妖異の王。だが化政時代にあっては時空破断の影響により当初六人、現在はそれ以上の閻羅王が出現している。






(*40)平清盛:伊勢平氏の棟梁、平安末期の闘争において最終的に勝利し、武士として初めて太政大臣に任ぜられる。武家への権力移行を決定的にした人物。その独裁に反発する源氏をはじめとする勢力と戦うが、熱病で死亡。『天下繚乱』ではその後サプリメント『京洛夢幻』にて閻羅王として登場。






(*41)『椿説弓張月』:滝沢馬琴による伝奇小説。源為朝を主人公にしてその活躍を描く。後半では為朝は伊豆大島で死なず、琉球に渡って琉球王国を再建した(為朝の子舜天丸が琉球王家の始祖舜天とされる)。






(*42)どこのコナン:もちろんロバート・E・ハワードの蛮人コナン。ただし、読み直してみたらコナンはもう少し理性的だった。






(*43)朱雀:基本クラスの一つ、多数の敵を撃破し、戦場を制御するのに長けている。奥義は敵の奥義を無効化する《破邪顕正》






(*44)いくさ人:化政時代とは別の時代から来たことを示す客人クラスの一つ。昔の戦国時代やそれ以前から化政時代に漂着し、今は失われた超人的な戦闘技術と独特の武器を使いこなす。奥義は対象となるキャラクター一人に即座に攻撃を行なわせ、さらにそれは自動的にクリティカルとなる《疾風怒濤》。






(*45)黄泉還り:閻羅王の支配する魔界から蘇った者、あるいは天命を受けて他の世界からこの世に帰還した者を示す種族クラス。強力な力を持つが、代償もある。奥義はセッション中に使用された奥義一つを模倣する《千変万化》。サプリメント『江戸絢爛』に掲載。






(*46)冥府装備:冥府の闇から獲得した特殊な武器、黄泉還りの特技《冥府の武具》を取得していなければ使用できない。






(*47)攻撃が範囲に〜:朱雀クラスの特技《地を薙ぐ者》は自身の攻撃の対象を“範囲(選択)”に変更できるため。






(*48)重圧:戦闘中に陥るバッドステータスの一つ。使用に宣言の必要な特技が使用できなくなる。回復にはマイナーアクションの消費が必要。






(*49)『三匹が斬る』のたこ:TV時代劇『三匹が斬る』の主要三人の一人。たこはあだ名で本名は燕陣内。三人の中ではコミックリリーフ的な役割を果たす。春風亭小朝が好演。






(*50)フレーバー前金:このゲームではキャラクターの持つ財産および社会的信用は財産ポイントとして抽象処理されるため、シナリオ中の細かな金銭のやりとりは主に雰囲気として行なわれる。小太刀氏のいうフレーバー前金はこのことを言っている。






(*51)ジャイアント・フロッグ:ただの大きなカエルと思いきや、ゲームによっては丸呑みしたり、毒を盛ったり、背中に茸を生やしていたりとさまざまに特殊能力を持っていて侮れなかったりもする。






(*52)ワンダリング英傑:ワンダリング・モンスター(さまようモンスター)からのギャグ。往時のゲームではフィールドやダンジョンを移動中、ランダムな遭遇が起こることがあった。が、英傑がワンダリングしてていいのか、化政時代。






(*53)ワンダリング自爆:おそらく奥義《一蓮托生》を使用したのではあるまいか。その場合、この退魔僧は鬼神衆の一員だったのかも知れない。だが、なぜ彼が《鬼神変》していなかったのかは謎。それはまた別の物語である。






(*54)『七人の侍』:黒澤明の大作時代劇。強大な敵を相手に、英雄はいかに闘い、守り、生き、死ぬべきなのかを伝えてくれる。およそRPGを遊ぶという者であればすべてに勧めうる傑作。






(*55)青龍:基本クラスの一つ。敵単体への高い攻撃能力をもつ。奥義はキャラクター一人のダメージを〈神〉属性とし、さらに+10d6する《一刀両断》。






(*56)退魔僧:法力によって悪しき妖怪や妖異を討つ仏教僧を表わすクラス。ある意味妖異と戦う専門家。奥義はキャラクター一人のダメージを〈神〉属性とし、さらに+4d6する《秋霜烈日》。この奥義は《一刀両断》とことなり、複数への攻撃に使用した場合、すべての対象に効果を及ぼす。






(*57)《陣形構築》:玄武の特技。素早く指示を出すことで、味方に即座に戦闘移動を行なわせる。






(*58)セットアップ・フェイズ:戦闘時の手順の一つ。各シーン参加者はここで未行動となる。つまり、上記のゆずの《陣形構築》は戦闘に参加する者がまだ行動できない時点で味方を動かせるため、先手を取り戦場を有利に展開するという意味で大変に有用。






(*59)マスターシーン:シーンプレイヤーが登場しない、GMが演出するシーン。






(*60)宿星:PCのその冒険における目的、勝利条件を提示したもの。これを達成することで経験点を得ることができる。






(*61)『用心棒』:監督黒澤明、主演三船敏郎によるアクション時代劇。対立する二つのやくざ勢力の支配する宿場町を訪れた、主人公が両方の勢力に関わり同士討ちを仕組んでいくが……。『荒野の用心棒』を初めとして多くの映像作品でリメイク、翻案された。なお、このシナリオの宿場町の名、“鬼無の宿”は2001年に現代を舞台としたアニメとして本案された『旋風の用心棒』の舞台から借用している。






(*62)Dieは英語だッ!:一応言っておくと、オランダ語で“死ぬ”はsterven。






(*63)夢枕獏:日本の小説家。伝奇アクション、冒険小説ほかを得意とし、文体が特徴的。『天下繚乱』的に代表作は、『大帝の剣』、『陰陽師』シリーズであろう。






(*64)登場判定:自身が登場をGMから指定されていないシーンに登場するための判定。通常は【幸運】判定の難易度10。ただしコネがあるキャラの場合には難易度は8となる。






(*65)アメリカ産ゴジラ:ローランド・エメリッヒ監督による映画『GODZILLA』に登場したモンスター。怪獣ではなく、超巨大生物として解釈描写されており、評価は分かれる。






(*66)マグロ食ってるような〜:しかもミサイル二発で沈むしなァ






(*67)このゲームに遮蔽なんて〜:特技取らない限り遮蔽は役に立ちません。






(*68)《妖身喝破》:黄泉還りの特技、妖怪などの場所を感知する特技。キャラによっては髪の毛がアンテナ状に反応する。






(*69)下級羅刹:エネミーの一つ、妖異にとりつかれた人間。戦闘不能にすることによって助けられる。